ブロック転送
このFP命令は、実行条件ENがTRUEのとき、s1_Startとs2_Endで指定したデータエリアのデータブロックを、d_Startによって指定したデータエリアから始まるブロックに転送します。
入力
転送元データエリアの先頭アドレス
転送元データエリアの最終アドレス
出力
コピー先データエリアの先頭アドレス
以下の条件が適用されます:
入力変数と出力変数は同じデータ型を使用してください。
オペランドs1_Startとs2_Endが同じメモリエリアにある必要があります。例: DT、WR、FL、LD ...
s1_Start£s2_End
s1_Start、s2_End、およびd_Startが同じデータエリアの場合の動作:
s1_Start=d_Start: 命令は実行されません。
s1_Start > s2_Endのとき
転送先範囲が指定可能範囲から外れたとき
s1_Start > s2_Endのとき
転送先範囲が指定可能範囲から外れたとき
関連F命令F10_BKMV 冗長命令
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
bStart: BOOL:=FALSE;
(*activates the function*)
aiSource_Array: ARRAY [0..4] OF INT:=[1,2,3,4,5];
aiTarget_Array: ARRAY [0..2] OF INT:=[3(0)];
(*result after a 0->1 leading edge
from start: [2,3,4]*)
END_VAR
変数bStartがTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 6 ;
NETWORK_BODY
B(B_CONTACT,,bStart,6,2,8,4,);
B(B_VARIN,,aiSource_Array[1],11,3,13,5,);
B(B_VARIN,,aiSource_Array[3],11,4,13,6,);
B(B_VAROUT,,aiTarget_Array[0],23,3,25,5,);
B(B_F,FP_MOVE_BLOCK!,,13,1,23,6,,?DEN?Ds1_Start?Ds2_End?AENO?Cd_Start);
L(1,3,6,3);
L(8,3,13,3);
L(1,0,1,6);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
If (bStart) then
FP_MOVE_BLOCK(s1_Start := aiSource_Array[0], s2_End := aiSource_Array[3], d_Start => aiTarget_Array[0]);
End_if;