ブロック転送(データ数指定)
実行条件ENがONのとき、s1_Startで指定された先頭アドレスから、s2_Numberワード数分を、d_Startで指定されたアドレス以降に転送します。
入力
16ビットエリアの先頭アドレス(転送元)
転送データのワード数(転送元)
出力
16ビットエリアの先頭アドレス(転送先)
この命令は、コンパイラによって生成されるF10_BKMV命令の改良版です。
s1_Startとd_Startが同じデータエリアの場合の動作:
s1_Start = d_Start: data will be recopied to the same data area.
s2_Numberの値は、0より大きい値を指定してください。
変数s1_Start、s2_Number、d_Startは同じデータ型を使用してください。
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
Array1: ARRAY [0..5] OF INT:=[6(0)];
Array2: ARRAY [0..5] OF INT:=[6(0)];
CopyArray: BOOL:=FALSE;
END_VAR
変数CopyArrayがFALSEからTRUEに変化すると、このファンクションが実行されます。s1_Startで指定された16ビットデータエリアを先頭とするs2_Numberワード数分のデータを、d_Startを先頭とする16ビットエリアを先頭とするエリアに転送します。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 5 ;
NETWORK_BODY
B(B_F,F10_BKMV_NUMBER!,Instance,8,0,19,5,,?DEN?Ds1_Start?Ds2_Number?AENO?Cd_Start);
B(B_VARIN,,CopyArray,6,1,8,3,);
B(B_VARIN,,Array1[0],6,2,8,4,);
B(B_VARIN,,2,6,3,8,5,);
B(B_VAROUT,,Array2[0],19,2,21,4,);
L(1,0,1,5);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY