F271_DMAX

最大値のサーチ(32ビットデータテーブル)

32ビットデータテーブルの最大値およびその位置を検索します。

パラメータ

入力

s1_Start(DWORD, DINT, UDINT, DATE, TOD, DT)

データテーブルの先頭

s2_End(DWORD, DINT, UDINT, DATE, TOD, DT)

データテーブルの最後

出力

Max (DINT)

最大値

Pos (INT)

最大値の位置

解説

  • データテーブルは、s1_Startで先頭エリアを、s2_Endで終端エリアを指定します。検索結果の最大値を出力Maxに、その位置を出力Posにそれぞれ格納します。

  • 位置Posは、最初に一致した最大値の位置をデータテーブルの先頭位置からの相対位置として示します。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき

  • s1_Starts2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき

  • s1_Starts2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		start: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		data_array: ARRAY [0..4] OF DINT:=[4,7,-32,13,5];
		output_max: DINT:=0;
			(*the maximum value of 
data_array; here: 13*)
		output_pos: INT:=0;
			(*the position of the
maximum value; here: 3*)
	END_VAR

POUボディ

変数startがON (TRUE)のとき、このファンクションが実行されます。

data_fieldの最大値およびその位置を検索します。この例でのresultは、maximum_value = 222222、position = 2となります。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,output,5,1,7,3,);
B(B_VARIN,,data field[0],5,2,7,4,);
B(B_VARIN,,data field[4],5,3,7,5,);
B(B_F,F271_DMAX,,7,0,16,5,,?DEN?D@'s1'?Ds2?AENO?Cmax?Cpos);
B(B_VAROUT,,maximum,16,2,18,4,);
B(B_VAROUT,,position,16,3,18,5,);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF start then
    F271_DMAX( s1_Start:= data_field[0],
         s2_End:= data_field[4],
         Max=> maximum_value,
         Pos=> position);
END_IF;

ILボディ

最終修正日: 2022-10-18このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口