合計値・平均値の計算(16ビットデータテーブル)
指定した16ビットデータテーブル内の合計値、平均値(+/-符号付き)を求めます。
入力
データテーブルの先頭エリア
データテーブルの終端エリア
出力
指定したデータテーブルエリアのすべての要素の合計
指定したデータテーブルエリアのすべての要素の平均
データテーブルは、s1_Startで先頭エリアを、s2_Endで終端エリアを指定します。データテーブル内のすべての要素の合計値は出力Sumに、平均値は出力Meanにそれぞれ格納されます。平均値は小数点以下が切り捨てられます。
インデックス修飾時にエリアを超えたとき
入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき
s1_Startとs2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。
インデックス修飾時にエリアを超えたとき
入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき
s1_Startとs2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。
合計値が16ビット範囲をオーバーフロー/アンダーフローしたときON
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
start: BOOL:=FALSE;
(*activates the function*)
data_array: ARRAY [0..4] OF INT:=[4,7,-32,13,5];
sum: DINT:=0;
(*the sum of all elements of
data_array; here: -3*)
mean: INT:=0;
(*the arithmetic mean of all
elements of data_array;
here: 0*)
END_VAR
変数startがON (TRUE)のとき、このファンクションが実行されます。データテーブルのすべての要素のデータの合計(合計 = 4+3+8+(-2)+1+(-6) = 8)を計算し、演算結果(この例では8)を変数sumに書き込みます。。
。また、平均値(平均値 = 合計/6 = (4+ 3+ 8+ (-2)+1+(-6))/6 = 1.333)を計算し、小数点以下を切り捨てた値(この例では1)を変数meanに書き込みます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 6 ;
NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,output,8,1,10,3,);
B(B_VARIN,,data field[0],8,2,10,4,);
B(B_VARIN,,data field[4],8,3,10,5,);
B(B_F,F275_MEAN,,10,0,19,5,,?DEN?D@'s1'?Ds2?AENO?Csum?Cmean);
B(B_VAROUT,,sum,19,2,21,4,);
B(B_VAROUT,,mean,19,3,21,5,);
L(1,0,1,6);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
IF start then
F275_MEAN( s1_Start:= data_field[0],
s2_End:= data_field[4],
Sum=> sum,
Mean=> mean);
END_IF;