ALT

オルタネートアウト

入力信号の立ち上がりエッジを検出するたびに、出力状態を反転します。

パラメータ

入力

未定義入力 (BOOL): 入力信号

出力

未定義出力 (BOOL): 反転出力信号

解説

モードを「PROG」から「RUN」に切り替えたときや、「RUN」モードで電源を投入したときに入力信号がTRUEのときは、最初のスキャンでは立ち上がりエッジは検出されません。

(1) 反転

シーケンシャルファンクションチャートやファンクションブロック内のジャンプ命令やループ命令など、プログラムの実行順序に変更するコマンドと合わせてプログラムするときは注意が必要です。命令を実行する時間や入力値により、命令の実行順序が変化することがあります。JUMP命令とLOOP命令は以下のとおりです:

MC~MCE命令
JP~LBL命令
F19_SJP~LBL命令
LOOP~LBL命令

例

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		input_value: BOOL:=FALSE;
		output_value: BOOL:=FALSE;
	END_VAR
	VAR
		input_value: BOOL:=FALSE;
		output_value: BOOL:=FALSE;
	END_VAR

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,ALT!,Instance,8,0,13,3,,?Di?Co);
B(B_VARIN,,input_value,6,1,8,3,);
B(B_VAROUT,,output_value,13,1,15,3,);
L(1,0,1,5);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

output_value:=(ALT(input_value));

ALT

パラメータ

解説

例

POUヘッダ

LDボディ

STボディ

ILボディ