DF

立ち上がりエッジ検出(微分)

DFは、立ち上がりエッジ検出(微分)命令です。DF命令は、実行条件iがOFF状態からON状態に変化すると、1スキャンだけ出力oがONになります。

パラメータ

入力

未定義入力 (BOOL)

出力

未定義出力 (BOOL)

解説

シーケンシャルファンクションチャートやファンクションブロック内のジャンプ命令やループ命令など、プログラムの実行順序に変更するコマンドと合わせてプログラムするときは注意が必要です。命令を実行する時間や入力値により、命令の実行順序が変化することがあります。JUMP命令とLOOP命令は以下のとおりです: F19_SJP 間接ジャンプ・ラベル

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		Increment: BOOL:=FALSE;
		Counter: INT:=0;
	END_VAR

POUボディ

入力変数Incrementの立ち上がりエッジを検出し、変数"Counter"に"1"を加算します。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,DF!,Instance,7,0,12,3,,?Di?Co);
B(B_VARIN,,Increment,5,1,7,3,);
B(B_F,E_ADD-2!,Instance,16,0,22,5,,?DEN?D?D?AENO?C);
B(B_VARIN,,Counter,14,2,16,4,);
B(B_VARIN,,1,14,3,16,5,);
B(B_VAROUT,,Counter,22,2,24,4,);
L(12,2,16,2);
L(1,0,1,5);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF DF(Increment) then
    Counter:=Counter+1;
END_IF;

最終修正日: 2019-08-01このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口