DFI

立ち上がりエッジ検出(微分)(イニシャル実行型)

入力信号(入力i)の立ち上がりエッジを検出すると、そのスキャンの間、出力信号(出力o)の状態をTRUEに切り替えます。

パラメータ

入力

未定義入力 (BOOL)

出力

未定義出力 (BOOL)

解説

  1.  (1) 入力信号
  2.  (2) 出力信号
  3.  (3) 1スキャン
  4.  (4) 立ち上がりエッジ

第1スキャンでも、入力信号の立ち上がりエッジ検出ができます。

  1.  (1) 入力信号
  2.  (2) 出力信号
  3.  (3) 1スキャン

DFIファンクションの使用回数に制限はありません  。

システム起動時に入力信号がすでにTRUEで、この信号を最初の立ち上がりエッジとみなさない場合には、DFファンクションを使用してください。

シーケンシャルファンクションチャートやファンクションブロック内のジャンプ命令やループ命令など、プログラムの実行順序に変更するコマンドと合わせてプログラムするときは注意が必要です。命令を実行する時間や入力値により、命令の実行順序が変化することがあります。JUMP命令とLOOP命令は以下のとおりです:

  • MCMCE

  • JPLBL

  • F19_SJPLBL

  • LOOPLBL

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		input_value: BOOL:=FALSE;
		output_value: BOOL:=FALSE;
	END_VAR

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,DFI!,Instance,9,0,14,3,,?Di?Co);
B(B_VARIN,,input_value,7,1,9,3,);
B(B_VAROUT,,output_value,14,1,16,3,);
L(1,0,1,5);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

output_value:=DFI(input_value);

ILボディ

最終修正日: 2021-11-09このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口