オペランドフィールドで定義されたラベルへジャンプし、プログラムの実行を続けます。
この演算子で使用できるオペランドは、次のデータ型です。プログラム内に存在するいずれのラベルにも有効です。
この例では、var_1、var_2、var_3、var_4、var_5は、数字のデータ型として宣言する必要があります。LABEL1とLABEL2は、プログラム内で有効なラベルにする必要があります。ラベルには、コロン : をつける必要があります。ただし、JMP命令の右側に記述するラベルでは、コロン : は省略して記述します。
ラベルはネットワークの先頭のみに挿入することができます。ラベルは、ジャンプ用に使用しない場合でも、どのネットワークの先頭にも挿入することができます。(例: このプログラム例ではLABEL0が該当します。)
POUヘッダには、このファンクションのプログラミングに使用するすべての入出力変数を宣言します。
(* ネットワーク0の先頭 *) |
|||
LABEL0: |
LD |
var_1 |
(* var_1の内容をアキュムレータにロード *) |
ADD |
var_2 |
(* var_2の内容をアキュムレータの内容に加算し、アキュムレータに格納 *) |
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JMP |
LABEL1 |
(* LABEL1の位置からプログラムの実行を継続 *) |
|
(* ネットワーク1の先頭 *) |
|||
LABEL1: |
MUL |
var_3 |
(* var_3の内容とアキュムレータの内容を乗算 *) |
SUB |
var_4 |
(* var_4の内容をアキュムレータの内容から減算し、アキュムレータに格納 *) |
|
ST |
var_5 |
(* var_5にアキュムレータの内容を格納 *) |
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JMP |
LABEL2 |
(* LABEL2の位置からプログラムの実行を継続 *) |
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LABEL2: |