FP_POS_UNIT_GET_ERROR

位置決めユニットのエラーおよびワーニング情報の取得

このFP命令は、実行条件ENTRUEのとき、s1_Slotで指定したスロット内で、s2_Axisで指定した軸用の位置決めユニットのバッファ1からエラーコードとワーニングコードを読み出します。エラーコードはd1_Errorに格納され、ワーニングコードはd2_Warningに格納されます。

パラメータ

入力

s1_Slot (WORD, INT, UINT)

スロット番号

s2_Axis (WORD, INT, UINT)

軸番号

1–48 (仮想軸)

出力

d1_Error (WORD, INT, UINT)

エラーコード

d2_Warning (WORD, INT, UINT)

ワーニングコード

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • スロット番号/軸番号が利用可能範囲外のとき

  • d1_Errorまたはd2_Warningが範囲外のとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • スロット番号/軸番号が利用可能範囲外のとき

  • d1_Errorまたはd2_Warningが範囲外のとき

グローバル変数リスト

グローバル変数リストでは、プロジェクト内のすべてのPOUからアクセスできる変数を宣言します。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

STボディ

IF g_dutPositioningInputs.b60_ErrorAxis1 OR g_dutPositioningInputs.b68_WarningAxis1 then
    FP_POS_UNIT_GET_ERROR(s1_Slot := g_iPositioningUnitSlotNumber,
                          s2_Axis := g_iPositioningUnitAxisNumber,
                          d1_Error => wErrorCodeAxis1,
                          d2_Warning => wWarningCodeAxis1);
END_IF;

最終修正日: 2022-10-18このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口