マルチプレクサ
MUX命令は、入力変数を選択して結果を出力変数に書き込みます。1つ目の入力変数で、どの入力変数(IN1、IN2 ...)を出力変数に書き込むかを決定します。MUX命令の入力変数の数は、任意に構成することができます。
入力
出力に書き込む値を選択します。
K = 0のとき、出力に値0が書き込まれます。
K = 1のとき、出力に値1が書き込まれます。
出力
結果: 入力2、入力3として出力
FP-e、FP0のような小型PLCでSTRING型データを使用するとき、演算結果の文字列長が入力の文字列長以上の長さになるようにしてください。
このファンクションは、最大28入力接点まで拡張することができます。エレメントの修正も参照してください。
入力2、入力3の変数は、同じデータ型を使用してください。
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
channel_select : INT:=0;
(*value '0' to 'n'*)
channel_0: INT:=0;
(*all types allowed*)
channel_1: INT:=0;
(*all types allowed*)
output: INT:=0;
(*all types allowed*)
END_VAR
この例では、入力変数(channel_select、channel_0、channel_1)が宣言されています。ファンクションの入力ピンに、定数を直接記述することもできます。
入力変数channel_selectには、channel_0またはchannel_1を選択するための整数値(0, 1...n)が入ります。演算結果は、outputに書き込まれます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 5 ;
NETWORK_BODY
B(B_F,MUX-2!,Instance,10,0,15,5,,?DK?DIN0?DIN1?C);
B(B_VARIN,,channel_select,8,1,10,3,);
B(B_VARIN,,channel_0,8,2,10,4,);
B(B_VARIN,,channel_1,8,3,10,5,);
B(B_VAROUT,,output,15,1,17,3,);
L(1,0,1,5);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
output:=MUX( K:= channel_select , IN0:= channel_0 ,
IN1:= channel_1 );
LD |
channel_select |
MUX |
channel_0,channel_1 |
ST |
output |