F349_FZONE

オフセット値をs3_Inの入力値に加算します。負のオフセット値はs1_NegBiasに、正のオフセット値はs2_PosBiasに入力します。

パラメータ

入力

s1_NegBias (REAL)

負のバイアス値が格納されるエリアまたは負のバイアス値データ

s2_PosBias (REAL)

正のバイアス値が格納されるエリアまたは正のバイアス値データ

s3_In (REAL)

入力値が格納されるエリアまたは入力値データ

出力

d (REAL)

出力値データが格納されるエリア

解説

F命令を使用する代わりに、対応するFP7命令を使用することをおすすめします。FP_ZONE 入力値へのオフセットの加算

演算結果は、出力dに格納されます。

• 入力値s3_In < 0.0のとき、s1_NegBiasの負のオフセット値をs3_Inの入力値に加算します。演算結果は出力値としてdに格納されます。

• 入力値s3_In = 0.0のとき、0.0が出力値としてdに格納されます。

• 入力値s3_In > 0.0のとき、s2_PosBiasの正のオフセット値をs3_Inの入力値に加算します。演算結果は出力値としてdに格納されます。

  

  1.  (1) 出力値d
  2.  (2) 正の場合のバイアス値s2_PosBias
  3.  (3) 入力値s3_In
  4.  (4) 負の場合のバイアス値s1_NegBias

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)

s1_NegBias、s2_PosBias、s3_Inの値がREAL型以外のとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)

s1_NegBias、s2_PosBias、s3_Inの値がREAL型以外のとき

sys_bIsEqual (TRUEになり、TRUEを保持)

結果が“0”のとき

sys_bIsCarry (1回のスキャンに対してTRUE)

結果がオーバーフローしたとき