配列の要素数取得
配列の1次元および2次元の要素数を出力します。
入力
要素数を取得する入力変数(1、2、3次元配列)を指定します。
出力
1次元の要素数が出力されます。
2次元の要素数が出力されます。
Array2Dが1次元配列の場合:
入力Array2Dの配列要素数が、出力NrOfElem1に出力されます。
出力NrOfElem2には、値"1"が出力されます。
Array2Dが2次元配列の場合:
入力Array2Dの配列から、1次元の要素数が出力NrOfElem1に、2次元の要素数が出力NrOfElem2に出力されます。
Array2Dが3次元配列の場合:
入力Array2Dの配列から、1次元の要素数が出力NrOfElem1に、2次元と3次元の要素数の積が出力NrOfElem2に出力されます。
このように、様々な長さの配列を処理するファンクションやファンクションブロックを記述することができます。(GetPointer, AreaOffs_ToVar,Var_ToAreaOffsの各ファンクションと組み合わせて使用することもできます。)
要素数の積NrOfElem1*NrOfElem2は、常に配列の要素総数に等しくなります。
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
ArrayOfInt: ARRAY [2..15,3..20] OF INT:=[252(0)];
NumberOfDim1: INT:=0;
NumberOfDim2: INT:=0;
END_VAR
この例は、EN/ENOがない場合を示します。ファンクションElem_OfArray2Dは毎スキャン実行されます。このファンクションで、変数ArrayOfIntの要素数を求めます。この例の結果は、NumberOfDim1 = 14、NumberOfDim2 = 18となります。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 5 ;
NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,ArrayOfInt,6,2,8,4,);
B(B_VAROUT,,NumberOfDim1,19,2,21,4,);
B(B_F,Elem_OfArray2D!,Instance,8,1,19,5,,?DArray2D?CNrOfElem1?CNrOfElem2);
B(B_VAROUT,,NumberOfDim2,19,3,21,5,);
L(1,0,1,5);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
プロジェクトのサンプルは、FPWIN Pro CDに収納されています。インストール先の"Samples"フォルダから、以下のファイルを開いてください。Calculate the product of two-dimensional arrays (2次元配列の積の計算)