FP_SET_ERROR

自己診断エラーのセット/リセット

nで指定されるエラーコードは、システム変数sys_iSelfDiagnosticErrorCodeにコピーされ、対応する特殊データレジスタを読み出します。

パラメータ

入力

n (INT)

必ず定数

  • 自己診断エラーコードの数字、範囲:0、100~299

  • FP7の場合:範囲0!および1000~2999

解説

システム変数sys_iSelfDiagnosticErrorCodeの内容とエラー番号は、Control FPWIN Pro「モニター」 > 「特殊リレー/特殊データレジスタ」 > 「基本エラーメッセージ」を使用して読み出し、確認することができます。

エラー番号エリア:

  • n = 0を設定すると、43よりも大きいエラー番号はすべてクリアされ、エラーLEDが消灯します。

  • n = 100~199のとき、運転を停止します。

  • n = 200~299のとき、運転を継続します。

FP7の場合:

  • n = 0!のとき、エラーなし

  • n < 1000のとき、運転エラー発生

  • 1000 < n < 1999のとき、PLC停止

  • 2000 < n < 2999のとき、エラー発生、ただしPLCは継続

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)

nが指定範囲外のとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)

nが指定範囲外のとき

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
	END_VAR

POUボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,FP_SET_ERROR!,,13,1,22,5,,?DEN?Dn?AENO);
B(B_CONTACT,,bStart,6,2,8,4,);
B(B_VARIN,,100,11,3,13,5,);
L(1,3,6,3);
L(8,3,13,3);
L(1,0,1,5);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF bStart then
    (* Sets the self-diagnostic error 100 *)
    (* The ERROR/ALARM LED of the PLC is on,
    and operation stops. *)
    FP_SET_ERROR(100);
END_IF;

最終修正日: 2022-10-18このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口