F137_STMR

補助タイマ(16ビット)

補助タイマ命令F137_STMRは、減算式タイマです。タイマ設定時間は、0.01秒単位で指定します。設定値sは、0.01~327.67秒の範囲で設定することができます。特殊内部フラグR900Dをタイマ接点として使用する場合は、必ずR900Dを命令の直後に挿入してください。

タイマ動作:

  • 補助タイマ命令(STMR)の実行条件ENがONのとき、定数またはsで指定された値が、dで指定されたエリアに格納されます。

  • タイマ動作中、タイマはdで指定されたエリアの値から減算されます。

  • dで指定されたエリアの値が"0"になると、出力ENOがONになります。

  • 変数 sd は同じデータ型としてください。

パラメータ

入力

s (WORD, INT, UINT)

タイマ設定値を格納している16ビットエリアまたは定数データ

出力

d (WORD, INT, UINT)

タイマ経過値を格納する16ビットエリア

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bstart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the timer*)
		iSetValue: INT:=600;
			(*six seconds (600 * 0,01s)*)
		iElapsedValue: INT:=0;
		bTimerOutput: BOOL:=FALSE;
			(*set to TRUE after 6s have elapsed*)
	END_VAR

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,iSetValue,7,2,9,4,);
B(B_VAROUT,,iElapsedValue,16,2,18,4,);
B(B_CONTACT,,bstart,4,1,6,3,);
B(B_COIL,,bTimerOutput,23,1,25,3,);
B(B_F,F137_STMR!,Instance,9,0,16,4,,?DEN?D@'s'?AENO?Cd);
L(1,2,4,2);
L(6,2,9,2);
L(16,2,23,2);
L(1,0,1,5);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

最終修正日: 2019-08-05このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口