メタデータは、プロジェクトとともにPLCにダウンロード可能な詳細情報です。メタデータは次のアクションの際に照合されます。
メニューバーから、
を選択する。メニューバーから、
を選択する。メニューバーから、
を選択する。メニューバーから、
を選択する。メタデータは主に以下のもので構成されます。
プロジェクトIDとプロジェクトバージョン番号: ユーザがメタデータのコンパイルオプションに入力できます。
Control FPWIN Pro7のバージョン番号、プロジェクトオブジェクトCRCおよびプロジェクトオブジェクトの日付と時間情報: Control FPWIN Pro7によって生成されます。
で、メタデータをアクティブにできます。
メタデータをアクティブにすると以下の機能が利用可能となります。:
ユーザ定義のメタデータはコンパイルオプションに入力できます。
システム定義のメタデータが生成されます。
PLCを 「RUN」モードに切り替えた後に、メタデータを設定するための特殊プログラムコードがダウンロードされます。
オンラインに切り替えると、次のチェックが実行されます。
Control FPWIN Pro7メタデータコンパイルオプションに設定されたプロジェクトIDが、指定されたPLCに接続されるかどうかがチェックされます。
プログラムコードおよび構成CRCは関連する差異がチェックされてダウンロードされます。
PLCが「RUN」モードの場合、プロジェクトオブジェクトCRCが変更のモニタリングおよびダウンロードを継続できるかどうかについてチェックされます。
ユーザは次のアドレス情報を取得できます:
使用されているControl FPWIN Pro7のバージョン
最終変更日
メタデータが使用するDT保持エリアの最上位レジスタはDDT10000であるとして説明しています。
カテゴリ |
タイプ |
説明 |
サイズ |
範囲/値 |
DDT10000からのオフセット |
アドレス |
---|---|---|---|---|---|---|
ヘッダー | メタデータマーカーの開始 | 32ビット | 16#4D657441 | 0 | DDT10000 | |
メタデータコンテンツのサイズ(バイト単位) | 16ビット | 76 | -1 | DT9999 | ||
バージョン番号 | メタデータのバージョン番号 | 32ビット | 1.0.0.0 | -3 | DDT9997 | |
ユーザーデータ1) | ID | 会社/ユーザーID | 32ビット | 0~4294967295 | -5 | DDT9995 |
アプリケーションID | -7 | DDT9993 | ||||
PLCプロジェクトID | -9 | DDT9991 | ||||
バージョン番号 | PLCのプロジェクトバージョン番号 | 0.0.0.0~ 255.255.255.255 | -11 | DDT9989 | ||
システムデータ2) | バージョン番号 | Control FPWIN Pro7のバージョン番号 | 32ビット | 0.0.0.0~ 255.255.255.255 | -13 | DDT9987 |
最終変更日3) | コンフィグレーションの最終変更日 | 32ビット | DT#2001-01-01- 00:00:00 | -15 | DDT9985 | |
POUの最終変更日 | - | -17 | DDT9983 | |||
ユーザーライブラリの最終変更日 | DT#2099-12-31- 23:59:59 | -19 | DDT9981 | |||
コンパイルオプション7) | コード生成 | 16ビット | 16#0~ 16#FFFF | -20 | DT9980 | |
アドレス範囲のCRC-16 | -21 | DT9979 | ||||
CRC-324)、5) | 関連プログラムコードのCRC | 32ビット | 16#0~ 16#FFFFFFFF | -23 | DDT9977 | |
コンフィグレーションのCRC | -25 | DDT9975 | ||||
位置決めのCRC | -27 | DDT9973 | ||||
データロギングのCRC | -29 | DDT9971 | ||||
POUのCRC | -31 | DDT9969 | ||||
ユーザーライブラリPOUのCRC | -33 | DDT9967 | ||||
SFC構造のCRC | -35 | DDT9965 | ||||
ユーザーアドレス、変数名、データ型(明示的なユーザーアドレスを備えたグローバル変数)のCRC | -37 | DDT9963 | ||||
システムアドレス、変数名、データ型のCRC
|
-39 | DDT9961 | ||||
テール | CRC-168) | メタデータコンテンツのCRC-16 | 16ビット | 16#0~ 16#FFFF | -40 | DT9960 |
1) |
ユーザーデータは、 で入力できます。 |
2) |
システムデータはコンパイラによって生成されます。 |
3) |
2001年1月1日以降の最終変更日は秒単位で表されます。 |
4) |
CRC値はあるデータに関して、2つのCRC値が等しい場合はそれらのデータは等しくなります。 |
5) |
すべてのCRC値は次のような一致するオブジェクトのテキスト情報に基づいて計算されます。CRC値は、以下のようなユーザーアクションの影響を受けます。
|
6) |
同じプロジェクトからであっても、差分コンパイル中か全コンパイルによって別のアドレスが存在することを考慮してください。同じアドレスが保持されるようにするには、常に またはを使用してください。 |
7) |
コンパイルオプション/コード生成
|
8) |
メタデータ末尾のCRC-16は、メタデータが有効かどうかのチェックに使用されます。生成多項式はCRC-16 Modbus RTU x16+x15+x2+1です。 |
メタデータは、コールドスタート検出レジスタ直下の最上位DT保持エリアに42レジスタが必要です。
最上位DT保持エリアのコールドスタート検出レジスタの数は、PLC機種によって異なります。
要求されるコールドスタート検出レジスタの数 |
PLC機種 |
2 |
FP0R, FP-X, FP-XH, FP0H, FPS |
4 |
FP2SH-120k (追加タスク「Programs 2」による) |
FP7 (追加タスク「周期割り込み」による) |