FP_MEWTOCOL_SET_MAPPING_START_FL FLアドレスの置換レジスタの設定

この命令は、FP7がMEWTOCOLを介して他のFPシリーズコントローラと通信する場合に、FLアドレスの置換レジスタを設定します。

このFP命令は、通信相手のFPシリーズPLCによってMEWTOCOL-COMまたはMEWTOCOL-DAT通信用にFLレジスタが指定されている場合に、FP7 CPUに置換DT/LDレジスタを設定します。この命令は、内蔵SCU、内蔵ET-LAN、または接続されたシリアル通信ユニットを搭載したFP7に使用でき、FP2SHと互換性があります。

入力

nArea* (WORD, INT, UINT)

FLレジスタを置換するレジスタのメモリエリア。(SYS_MEMORY_AREA_DTまたはSYS_MEMORY_AREA_LD)

nOffset (ANY32)

FL0の置換用の先頭アドレスオフセットです。例: DT100123の場合は、100123です。

解説

  • 「RUNモード」に切り替えた後、この命令が1回だけ実行されるように設定します。

  • この命令は、内蔵Ethernetの初期化中は実行できません。命令を実行する前に、sys_bIsEthernetIPAddressAssignedFALSEに設定されていることを確認してください。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • nOffsetで指定されたオフセットがメモリエリアの制限を超えた場合

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • nOffsetで指定されたオフセットがメモリエリアの制限を超えた場合

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bEnable: BOOL:=FALSE;
		diOffset: DINT:=123456;
	END_VAR

LDボディ

変数bEnableTRUEにセットされたとき、ファンクションが実行されます。

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_CONTACT,,bEnable,5,1,7,3,);
B(B_F,FP_MEWTOCOL_SET_MAPPING_START_FL!,,19,0,39,5,,?DEN?HnArea?DnOffset?AENO);
B(B_VARIN,,SYS_MEMORY_AREA_DT,17,2,19,4,);
B(B_VARIN,,diOffset,17,3,19,5,);
L(1,0,1,5);
L(1,2,5,2);
L(7,2,19,2);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

if (bEnable) then
	    FP_MEWTOCOL_SET_MAPPING_START_FL(nArea := SYS_MEMORY_AREA_DT, nOffset := diOffset);
end_if;

最終修正日: 2022-04-21このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口