LDおよびFBDでは、複数のループの処理にジャンプとラベルを使用できます。リターンによって処理済みのPOUに割り込み、後続のネットワークで実行されないようにします。
ラベルへのジャンプ
- ネットワーク1をダブルクリックしてラベル(例: CountLoop)を挿入する。
- iCountを1つずつ増加させるような繰り返しを行うプログラムコードを挿入する。
- ジャンプをラベルCountLoopに挿入する。
この例では、iCountの値が1000より小さい場合、ラベルCountLoopへのジャンプが実行されます。iCountが1000と同じかそれ以上の場合は、LT命令の出力によってジャンプがFALSEに設定され、ループが停止します。プログラムは後続のネットワークの処理を継続します。
リターン
- BOOL型接点の後などにリターンを挿入する。
bStopLoopがTRUEに設定されている場合は、プログラムが処理済みのPOUに割り込み、現在のPOUの最後に移動します。リターンコマンド以降の後続のすべてのネットワークは省略されます。
ヒント
ジャンプとリターンは反転させることや立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに設定することもできます。
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