16ビットデータレンジの複数ビットの右シフト
d1とd2で先頭と終端を指定した範囲のデータエリアを、複数ビット分右にシフトします。右シフトするデータレンジのビット数は、入力nの値で指定します。値は0~16の範囲で指定します。シフトのためにクリアされたビットは0になります。入力n = 0のときは、シフトしません。入力n = 16のときは、ワード単位の一括シフトF110_WHSL命令と同様の動作になります。
入力
シフトするビット数
出力
シフトする16ビットエリアの先頭アドレス
シフトする16ビットエリアの終端アドレス
F命令を使用する代わりに、対応するFP7命令を使用することをおすすめします。
d1_Startとd2_Endの変数のアドレスは、同じアドレス型にしてください。
変数のアドレスがd1_Start > d2_Endのとき、または入力値n³ 16のとき
変数のアドレスがd1_Start > d2_Endのとき、または入力値n³ 16のとき
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
start: BOOL:=FALSE;
(*activates the function*)
data_array: ARRAY [0..2] OF WORD:=[16#1234,16#5678,16#9012];
(*result after a 0->1 leading edge
from start:
[16#8123,16#0567,16#9012]*)
END_VAR
この例では、入力変数number_bitsが宣言されています。ファンクションの入力に定数を直接記述することもできます。
変数startがFALSEからTRUEになったとき、命令が実行されます。
変数データを4ビット(16進表記の1桁に相当)を右へシフトします。シフトすると data_field[2]の下位4ビットが0で埋められます。BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 5 ;
NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,number_bits,5,2,7,4,);
B(B_VAROUT,,data field[0],16,2,18,4,);
B(B_VAROUT,,data field[2],16,3,18,5,);
B(B_F,F108_BITR,,7,0,16,5,,?DEN?Dn?AENO?Cd1?Cd2);
B(B_CONTACT,,output,3,1,5,3,R);
L(1,0,1,5);
L(1,2,3,2);
L(5,2,7,2);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
IF DF(start) then
F108_BITR( n:=number_bits,
d1_Start=> data_field[0],
d2_End=> data_field[2]);
END_IF;