データのシフトインと圧縮
このFP命令は、指定したデータテーブルの先頭アドレスにデータをシフトインし、上位アドレス方向にテーブル内のデータを圧縮します。
入力
シフトされるデータ
出力
sで指定したデータがシフト入力され、圧縮されるデータエリアの先頭アドレス
圧縮されるデータエリアの終端アドレス
d1_Startとd2_Endで指定したテーブル内のデータは、以下のように再配置されます。
sで指定したエリア(先頭アドレス)に、d1_Startで指定したデータがシフトインされます。
0でないデータのみを、指定範囲の上位アドレス方向に順次シフトします。
先頭エリアd1_Startと終端エリアd2_Endは、同じ種類のオペランドを指定してください。
d1_Startは、£d2_Endである必要があります。
sの内容が"0"の場合、圧縮シフト動作のみを行います。
インデックス修飾時にエリアを超えたとき
入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき
s1_Startとs2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。
インデックス修飾時にエリアを超えたとき
入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき
s1_Startとs2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。
関連F命令F99_CMPW 冗長命令
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
bStart: BOOL:=FALSE;
aiDataField: ARRAY [0..5] OF INT:=[555,444,0,11,0,10];
iShiftinData: INT:=32;
END_VAR
変数bStartがTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 7 ;
NETWORK_BODY
B(B_F,FP_DATA_WRITE_COMPRESS!,,9,1,23,6,,?DEN?D@'s'?AENO?Cd1_Start?Cd2_End);
B(B_CONTACT,,bStart,5,2,7,4,);
B(B_VARIN,,iShiftinData,7,3,9,5,);
B(B_VAROUT,,aiDataField[0],23,3,25,5,);
B(B_VAROUT,,aiDataField[5],23,4,25,6,);
L(1,3,5,3);
L(7,3,9,3);
L(1,0,1,7);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
If (bStart) then
FP_DATA_WRITE_COMPRESS(s := iShiftinData,
d1_Start => aiDataField[0],
d2_End => aiDataField[5]);
End_if;