FP_DATA_WRITE_COMPRESS

データのシフトインと圧縮

このFP命令は、指定したデータテーブルの先頭アドレスにデータをシフトインし、上位アドレス方向にテーブル内のデータを圧縮します。

パラメータ

入力

s (WORD, INT, UINT)

シフトされるデータ

出力

d1_Start (WORD, INT, UINT)

sで指定したデータがシフト入力され、圧縮されるデータエリアの先頭アドレス

d2_End (WORD, INT, UINT)

圧縮されるデータエリアの終端アドレス

解説

  • d1_Startd2_Endで指定したテーブル内のデータは、以下のように再配置されます。

    • sで指定したエリア(先頭アドレス)に、d1_Startで指定したデータがシフトインされます。

    • 0でないデータのみを、指定範囲の上位アドレス方向に順次シフトします。

  • 先頭エリアd1_Startと終端エリアd2_Endは、同じ種類のオペランドを指定してください。

  • d1_Startは、£d2_Endである必要があります。

  • sの内容が"0"の場合、圧縮シフト動作のみを行います。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき

  • s1_Starts2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき

  • s1_Starts2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
		aiDataField: ARRAY [0..5] OF INT:=[555,444,0,11,0,10];
		iShiftinData: INT:=32;
	END_VAR

POUボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 7 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,FP_DATA_WRITE_COMPRESS!,,9,1,23,6,,?DEN?D@'s'?AENO?Cd1_Start?Cd2_End);
B(B_CONTACT,,bStart,5,2,7,4,);
B(B_VARIN,,iShiftinData,7,3,9,5,);
B(B_VAROUT,,aiDataField[0],23,3,25,5,);
B(B_VAROUT,,aiDataField[5],23,4,25,6,);
L(1,3,5,3);
L(7,3,9,3);
L(1,0,1,7);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

If (bStart) then
    FP_DATA_WRITE_COMPRESS(s := iShiftinData, 
                           d1_Start => aiDataField[0], 
                           d2_End => aiDataField[5]);
End_if;

最終修正日: 2022-10-18このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口