F277_SORT

16ビットデータテーブルのデータのソート

データテーブルの値(+/-符号付き)を昇順または降順に並べ替えます。

パラメータ

入力

s1_Start (INT)

ソートするデータテーブルの先頭エリア

s2_End (INT)

ソートするデータテーブルの終端エリア

s3_Descending (INT)

ソート順序の指定:

  • 0 = 昇順

  • 1 = 降順

解説

  • F命令を使用する代わりに、対応するFP7命令を使用することをおすすめします。FP_DATA_SORT

  • データの並び替えは、入力値s3_Descendingに従って指定された順にバブルソートで行われます。データの比較回数は、データ数の2乗に比例して増加するため、ソートデータ数の多い場合は実行時間が長くなりますのでご注意ください。s1_Start=s2_Endに設定した場合は、ソートは実行されません。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき

  • s1_Starts2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 入力変数のアドレスがs1_Start > s2_Endのとき

  • s1_Starts2_Endが別々のデータエリアに存在するとき。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		start: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		data_array: ARRAY [0..4] OF INT:=[4,7,-32,13,5];
			(*result after a 0->1 leading
edge from start: [-32,4,5,7,13]*)
		asc_order: INT:=0;
			(*which way to sort:
0 means ascending order
1 means descending order*)
	END_VAR

POUボディ

変数startがON (TRUE)のとき、このファンクションが実行されます。

入力(s3)には定数0が設定されているため、ソートは昇順で実行されます。変数をPOUヘッダで宣言し、このファンクションの入力(s3)のボディに記述することもできます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 9 ;
        NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,output,8,1,10,3,);
B(B_VARIN,,data field[0],8,2,10,4,);
B(B_VARIN,,data field[4],8,3,10,5,);
B(B_F,F277_SORT,,10,0,19,6,,?DEN?D@'s1'?Ds2?Ds3?AENO);
B(B_VARIN,,0,8,4,10,6,);
B(B_COMMENT,,sorting order:ø^s3 = 0:ascending~ 1:descending,11,6,26,8,);
L(1,0,1,9);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF start then
    F277_SORT( s1_Start:= data_field[0],
         s2_End:= data_field[4],
         s3_Descending:= 0);
END_IF;

ILボディ

最終修正日: 2022-10-18このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口