浮動小数点形実数データのソート
データテーブルの値(+/-符号付き)を昇順または降順に並べ替えます。
入力
ソートデータを格納する先頭エリア
ソートデータを格納する終端エリア
ソート順序の指定:
0 = 昇順
1 = 降順
F命令を使用する代わりに、対応するFP7命令を使用することをおすすめします。FP_DATA_SORT データテーブルのデータのソート
データテーブルは、s1_Startで先頭エリアを、s2_Endで終端エリアを指定します。s3_Descendingにはソート順序を指定します。
s3_Descendingの指定:
0 |
昇順(小さい値から大きい値へ) |
1 |
降順(大きい値から小さい値へ) |
データの並び替えは、入力値s1に従って指定された順にバブルソートで行われます。データの比較回数は、データ数の2乗に比例して増加するため、ソートデータ数の多い場合は実行時間が長くなりますのでご注意ください。s1_Start=s2_Endに設定した場合は、ソートは実行されません。
s1_Start > s2_EndのときON
入力値s1_Startとs2_Endのアドレスエリアが異なるときON
演算データが演算可能な範囲を超えたときON
s1_Start > s2_EndのときON
入力値s1_Startとs2_Endのアドレスエリアが異なるときON
演算データが演算可能な範囲を超えたときON
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
CalculateY: BOOL:=FALSE;
xValue: REAL:=4.0;
yValue: REAL:=0.0;
xyValues: XY_DUT;
END_VAR
VAR
CalculateY: BOOL:=FALSE;
xValue: REAL:=4.0;
yValue: REAL:=0.0;
xyValues: XY_DUT;
END_VAR
この例では、入力変数sort_orderが宣言されています。ファンクションの入力変数に定数(例: 降順の場合1)を直接記述することもできます。
変数startがON (TRUE)のとき、このファンクションが実行されます。
この例では、変数sort_orderに1が指定されています。配列data_fieldの要素が降順にソートされます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 3 ;
NETWORK_BODY
B(B_VAROUT,,sort_order,9,0,11,2,);
B(B_VARIN,,1,7,0,9,2,);
L(1,0,1,3);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 9 ;
NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,output,8,1,10,3,);
B(B_F,F353_FSORT,,10,0,19,6,,?DEN?D@'s1'?Ds2?Ds3?AENO);
B(B_VARIN,,sort_order,8,4,10,6,);
B(B_VARIN,,data field[0],8,2,10,4,);
B(B_VARIN,,data field[4],8,3,10,5,);
B(B_COMMENT,,sorting order:ø^s3 = 0:ascending~ 1:descending,11,6,26,8,);
L(1,0,1,9);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
sort_order:=1;
IF start then
F353_FSORT( s1_Start:= data_field[0],
s2_End:= data_field[4],
s3_Descending:= sort_order);
END_IF;