FP_SD_CREATE_DIR

SDカードのディレクトリ作成

このFP命令は、SDカード内にs1_FullDirNameで指定された名前を持つディレクトリを作成します。

パラメータ

入力

s1_FullDirName (STRING)

ディレクトリ名: ディレクトリの名前を指定します。

解説

  • SDメモリアクセス実行中フラグ(sys_bIsSDMemoryAccessActive)は、SDメモリカード命令の実行条件ENTRUEになった後TRUEに変わり、命令の実行が完了するまでTRUEのままです。この間、他のSDメモリーカード命令を実行することはできません。

  • 1つの命令では、親ディレクトリ直下のサブディレクトリのみ、作成することができます。低い階層レベルのディレクトリのため、親ディレクトリは先に作成する必要があります。

  • 作成するディレクトリが、すでに存在する場合は、エラーは発生しません。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき
sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the instruction*)
	END_VAR

POUボディ

変数bStartFALSEからTRUEに変化し、システム変数sys_bIsSDMemoryAccessActive TRUEでないとき、ファンクションが実行されます。SDカードのルートディレクトリにディレクトリ'Test'を作成します。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,'\Test\',21,2,23,4,);
B(B_CONTACT,,bStart,3,1,5,3,R);
B(B_CONTACT,,sys_bIsSDMemoryAccessActive,11,1,13,3,N);
B(B_F,FP_SD_CREATE_DIR!,,23,0,33,4,,?DEN?Ds1_FullDirName?AENO);
L(1,2,3,2);
L(13,2,23,2);
L(5,2,11,2);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF DF(bStart)AND not sys_bIsSDMemoryAccessActive then
    FP_SD_CREATE_DIR('\Test');
END_IF;

最終修正日: 2024-03-07このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口