FP_SD_RENAME_FILE

SDカードファイル名リネーム

このFP命令は、s1_FullFileNameOldで指定したファイル名をs2_FullFileNameNewで指定した新しいファイル名にリネームします。

パラメータ

入力

s1_FullFileNameOld (STRING)

旧ファイル名

s2_FullFileNameNew (STRING)

新ファイル名

解説

  • SDカードアクセスの注意点もご参照ください。

  • SDメモリアクセス実行中フラグ(sys_bIsSDMemoryAccessActive)は、SDメモリカード命令の実行条件ENTRUEになった後TRUEに変わり、命令の実行が完了するまでTRUEのままです。この間、他のSDメモリーカード命令を実行することはできません。

  • SDメモリアクセス完了フラグ(sys_blsSDMemoryAccessDone)は、命令が実行されるとFALSEに変わり、命令が完了したときTRUEに変わり、そのままTRUEになります。

エラーフラグ

sys_bIsSDMemoryAccessError
  • FALSE: 命令が正常完了したとき

  • TRUE: 命令が異常完了したとき

  • sys_iSDMemoryAccessErrorCodeを使用して、エラーコードを確認します。

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the instruction*)
	END_VAR

POUボディ

変数bStartFALSEからTRUEに変化し、システム変数sys_bIsSDMemoryAccessActive TRUEでないとき、ファンクションが実行されます。 ディレクトリ'Test'内のファイル'TestString2.csv''TestString3.csv'にリネームします。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_CONTACT,,bStart,3,1,5,3,R);
B(B_VARIN,,'\Test\TestString2.csv',21,2,23,4,);
B(B_VARIN,,'\Test\TestString3.csv',21,3,23,5,);
B(B_CONTACT,,sys_bIsSDMemoryAccessActive,11,1,13,3,N);
B(B_F,FP_SD_RENAME_FILE!,,23,0,35,5,,?DEN?Ds1_FullFileNameOld?Ds2_FullFileNameNew?AENO);
L(1,2,3,2);
L(5,2,11,2);
L(13,2,23,2);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF DF(bStart)AND not sys_bIsSDMemoryAccessActive then
    FP_SD_RENAME_FILE('\Test\TestString2.csv', '\Test\TestString3.csv');
END_IF;

最終修正日: 2024-03-07このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口