JOG運転起動
この命令は、位置決めメモリ(軸設定エリア)にあらかじめ設定されたパラメータに従って、JOG運転を起動します。実行条件が有効となっている間、JOG運転を継続します。
入力
チャンネルNo.
Configurator PMX:SYS_PMX_CHANNEL_0~SYS_PMX_CHANNEL_3
Configurator PM7:SYS_PM7_AXIS_1~SYS_PM7_AXIS_8
方向:
0:正転
1:逆転
オペランドが指定可能範囲外の場合は、演算エラーとなります。
システム停止、非常停止、リミット停止、減速停止の条件を満たした場合は、停止処理を優先します。
指定したチャンネルのシステムレジスタが「パルス出力[テーブル操作]」以外の場合は、演算エラーとなります。
設定値あるいは位置決めメモリ(軸設定エリア)の値に異常がある場合は、自己診断エラー(位置決め動作エラー)となります。
正転、逆転を切り換える場合には、一旦、JOG 運転を停止させる必要があります。
速度変更を行なう場合、変更後の目標速度が設定可能範囲外となっている場合、速度変更を実行せず、動作を継続します。
ユーザープログラムで、位置決めパラメータエリアを書き換えることにより、目標速度を変更することができます。速度変更は、定速状態になってから実行されます。
インデックス修飾時にエリアを超えたとき
パラメータに指定された値が許容範囲外の場合。
システムレジスタで、「パルス出力[テーブル操作]」の設定をしていないとき
インデックス修飾時にエリアを超えたとき
パラメータに指定された値が許容範囲外の場合。
システムレジスタで、「パルス出力[テーブル操作]」の設定をしていないとき
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
bExecuteJog: BOOL:=FALSE;
iChannel0: INT:=0;
END_VAR
変数bExecuteJogがTRUEにセットされると、命令を実行します。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 6 ;
NETWORK_BODY
B(B_F,F381_Positioning_Jog!,,11,1,23,6,,?DEN?Ds1_Channel?Ds3_DirectionReverse?AENO);
B(B_CONTACT,,bExecuteJog,4,2,6,4,);
B(B_VARIN,,iChannel0,9,3,11,5,);
B(B_VARIN,,0,9,4,11,6,);
L(1,3,4,3);
L(6,3,11,3);
L(1,0,1,6);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
IF (bExecuteJog) then
F381_Positioning_Jog(s1_Channel := iChannel0, s3_DirectionReverse := 0);
END_IF;