文字列の連結
CONCAT命令は、1番目の入力文字列に2番目以降の入力文字列を連結して(IN1 + IN2 + ...)、連結した文字列を出力変数に書き込みます。
入力
先頭の入力文字列
先頭文字列に連結される文字列
出力
結果文字列
この命令をUTF-8文字列で使用する場合は、データ型STRINGのUTF-8文字列についての注意事項をご参照ください。
出力文字列が「データ型」フィールドで宣言された出力変数の文字列長よりも長い場合、出力変数が保持できる数と同じ文字数が、演算結果に転送されます。システム変数sys_bIsCarryがセットされます。
入力または出力に適用される文字列が無効な文字列のとき
入力または出力に適用される文字列が無効な文字列のとき
"データ型"フィールドで宣言された出力変数の文字列長よりも、出力文字列が長いときON
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
sString1: STRING[32]:='A better ';
(*sample string 1*)
sString2: STRING[32]:='life. A ';
(*sample string 2*)
sString3: STRING[32]:='better world.';
(*sample string 3*)
sResultString: STRING[32]:='';
(*result: 'A better life. A better world.'*)
END_VAR
この例では、入力変数(sString1、sString2、sString3)が宣言されています。ファンクションに文字列を直接入力することもできます。POUヘッダ、ファンクションとも、文字列には引用符をつけてください。
入力変数sString3は、sString2に結合され、さらにsString1に結合されます。演算結果の文字列が、出力変数sResultStringに書き込まれます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 5 ;
NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,sString1,14,1,16,3,);
B(B_VARIN,,sString2,14,2,16,4,);
B(B_VAROUT,,sResultString,22,1,24,3,);
B(B_F,CONCAT-3!,,16,1,22,5,,?D?D?D?C);
B(B_VARIN,,sString3,14,3,16,5,);
L(1,0,1,5);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
sResultString:=CONCAT(sString1, sString2, sString3);