文字列からの文字の削除
DELETE命令は、文字列INの開始位置PからL文字分を削除します。1は文字列の1文字目を意味します。演算結果の文字列は、出力変数に書き込まれます。
入力
入力文字列
削除する入力文字列の文字数
削除開始位置。1は文字列の1文字目を意味します。
出力
結果文字列
この命令をUTF-8文字列で使用する場合は、データ型STRINGのUTF-8文字列についての注意事項をご参照ください。
出力文字列が「データ型」フィールドで宣言された出力変数の文字列長よりも長い場合、出力変数が保持できる数と同じ文字数が、演算結果に転送されます。 システム変数sys_bIsCarryがセットされます。
入力または出力に適用される文字列が無効な文字列のとき
入力または出力に適用される文字列が無効な文字列のとき
"データ型"フィールドで宣言された出力変数の文字列長よりも、出力文字列が長いときON
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
input_string: STRING[15]:='Ideas for life';
character_number: INT:=8;
start_position: INT:=6;
output_string: STRING[5]:='';
END_VAR
この例では、入力変数(input_string、character_number、start_position)が宣言されています。ファンクションの入力ピンに、文字列('Ideas for life')、削除する文字数、開始位置を直接入力することもできます。POUヘッダ、ボディとも、文字列には引用符をつけてください。
入力文字列の start_position(6)の位置から、character_number (8)の文字数分の文字が、入力変数input_string ('Ideas for life’)から削除されます。結果の文字列('Ideas')が、出力変数output_stringに書き込まれます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 5 ;
NETWORK_BODY
B(B_F,DELETE!,Instance,10,0,16,5,,?DIN?DL?DP?C);
B(B_VARIN,,input_string,8,1,10,3,);
B(B_VARIN,,character_number,8,2,10,4,);
B(B_VARIN,,start_position,8,3,10,5,);
B(B_VAROUT,,output_string,16,1,18,3,);
L(1,0,1,5);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
output_string:=DELETE(input_string, character_number, start_position);