「稼働リスト」(「Alarms History」)および「稼働チャート」(「Gantt Chart」)の設定

Webページに表示するため、稼働履歴データの2つのオプションのうち1つをを選択し、設定します。

最初にナビゲーターで「稼働履歴」を選択すると、稼働履歴エディタが稼働履歴コンフィグレーション0を開いて起動します。

  1. 「用途」から、「稼働リスト」(「Alarms History」)または「稼働チャート」(「Gantt Chart」)を選択する。
  2. バッファのサイズを設定する。

    バッファのサイズはWebページに表示させる記録数によって変わります。

  3. SDカードのCSVファイル名を設定する。

    ファイル名は、FP_OPERATION_RECORDING_WRITE_TO_SD命令を使用して、記録バッファをSDカード上のCSVファイルに保存する際に使用します。記録バッファをSDカード上のCSVファイルに保存するときにファイル名を使用します。 CSVファイルを保存するには、FP_OPERATION_RECORDING_WRITE_TO_SD命令を使用するか、またはControl Web Creatorで作成したWebページ上の「Alarms History」 / 「Gantt Chart」ウィジェット上のCSVボタンを押します。

  4. SDカードフォルダごとに保存する最大ファイル数を設定する。
  5. 開始方法を設定する。

    デフォルトでは、PLCがRUNモードになると稼働履歴が開始します。「RUNモードで開始する」オプションで「無効」を選択した場合、稼働履歴はFP_OPERATION_RECORDING_START命令で開始するか、または稼働履歴エディタやControl Web Creatorで作成したWebページ上の「Alarms History」 / 「Gantt Chart」ウィジェット上の「開始」ボタンを押して開始する必要があります。稼働履歴を停止するには、FP_OPERATION_RECORDING_STOP命令を使用するか、または稼働履歴エディタやControl Web Creatorで作成したWebページ上の「Alarms History」 / 「Gantt Chart」ウィジェット上の「停止」ボタンを押します。

  6. 使用する言語数を設定する。
    デフォルトでは、1言語のみを使用します。Control Web Creatorで作成したWeb部品に表示する言語を切り替える場合、「2言語」を選択します。「言語名1 / 2(オプション)」テキストボックスに言語名を入力します。(例:「ドイツ語」、「日本語」)稼働履歴エディタの「データ名」の列に表示されます。
  7. 「稼働リスト」(「Alarms History」)の場合、3種類のイベント(「発生」「復帰」「確認」)について、Control Web Creatorで作成した部品に表示したいイベント名を設定する。
    この名前は、CSVファイルの「イベント」列にも表示されます。
  8. 変数ペインから、変数をドラッグ&ドロップする。
  9. 言語ごとのデータ名を入力する。

    ここで入力した名前は、Control Web Creatorで作成したWeb部品に表示され、CSVファイルの「メッセージ」列にも表示されます。デフォルトでは、変数名とアドレス名が言語0の「データ名」列にコピーされます。

  10. 「対応言語数」「2言語」に設定した場合、言語2のデータ名も入力する。
  11. 「稼働リスト」(「Alarms History」)の場合、「トリガ条件」から、稼働履歴機能をトリガするイベントを選択する。
    • 「立ち上がりエッジ」

      ビットがFALSEからTRUEに変化したときにイベント名を記録します。(例: 「Trig」)電源投入時にビットがTRUEであった場合、イベントは記録されません。

    • 「立ち上がりエッジまたは電源投入時にTRUE」

      ビットがFALSEからTRUEに変化したとき、または電源投入時にビットがTRUEであったときにイベント名を記録します。(例: 「Trig」

    • 「立ち下がりエッジ」

      ビットがTRUEからFALSEに変化したときにイベント名を記録します。(例: 「Trig」)電源投入時にビットがFALSEであった場合、イベントは記録されません。

    • 「立ち下がりエッジまたは電源投入時にFALSE」

      ビットがTRUEからFALSEに変化したとき、または電源投入時にビットがFALSEであったときにイベント名を記録します。(例: 「Trig」

    指定したビットの状態をリアルタイムでモニタします。

    「立ち上がりエッジまたは電源投入時にTRUE」または「立ち上がりエッジ」に設定した変数やアドレスは、ONになったときに発生中アラーム一覧に表示されます。「立ち下がりエッジまたは電源投入時にFALSE」または「立ち下がりエッジ」に設定した変数やアドレスは、OFFになったときに発生中アラーム一覧に表示されます。
  12. 「発生中アラーム」から、記録するイベントを選択する。
    • 「発生」

    • 「復帰」

    • 「確認」

    デフォルトでは、3種類のイベントすべてが有効です。

最終修正日: 2020-02-12このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口