稼働履歴は、Control Web Creatorで作成したWebページとして表示するため、PLCの動作状態とイベントを保存します。
稼働履歴はRUNモードで用いられ、FP7の不揮発メモリのBOOL型アドレスや変数のモニタ履歴を保存します。記録したデータはControl Web Creatorで作成したWebページに2通りの方法で表示できます。
「稼働リスト」 (「Alarms History」)
「稼働リスト」(Control Web Creatorでは「Alarms History」)は、アラームなどのモニタしたイベントを表示します。以下の3通りの順序でリストを表示できます。
発生時間順:アラームが発生した順番に表示します。
発生中アラーム一覧:アラームのステータスを選択して表示します。Webページのボタンを押すと、現在発生中のアラームが確認できます。
発生頻度順:アラームを、イベントの発生回数の昇順に並び替えて表示します。
「稼働チャート」(「Gantt Chart」)
「稼働チャート」(Control Web Creatorにおける「Gantt Chart」)は、特定の期間(1日、1ヶ月、1年)にわたるイベントを色分けして表示します。複数のイベントが同時に発生した場合、優先度の最も高いイベントに対応する色で表示されます。
稼働データはグループごとに記録されます。最大8グループが設定できます。
履歴の最大記録数は、8グループ合計で3000個です。8グループに3000個の記録数を自由に割り当てることができます。
稼働履歴は以下のPLC機種で使用できます。